「心が重くて動けない」「不安で息苦しくなる」「気分の波がコントロールできない」
そんなメンタルの不調に、鍼灸でできることがあります。
精神的な不調は、目に見えにくく理解されづらいもの。
しかし、東洋医学では「心と体はつながっている」という考えがあり、身体の状態を整えることで、気分や感情のバランスも整っていくとされています。
当院では、「こころの不調」にも寄り添う鍼灸を行っています。
お薬以外の方法を探している方、薬と併用できるケアを求めている方も、どうぞご相談ください。
こんな症状でお悩みではありませんか?
- 気分が落ち込みやすく、朝からつらい
- 原因の分からない不安感がある
- 感情の波が大きく、急にイライラしたり泣きたくなったりする
- 緊張しやすく、動悸や息苦しさを感じることがある
- 人と会うのがおっくうで、外出する気になれない
- 心療内科に通っているが、なかなか改善しない
- 漠然とした不調が続いていて、心身ともに疲れている
心身の緊張・自律神経の乱れ
「交感神経が優位な状態」が続くと、リラックスできず、気分の落ち込みや不安感を助長することがあります。
ストレスや心配事が続くと、無意識のうちに呼吸が浅くなり、肩や背中に力が入りがちです。
鍼灸では、深部の筋緊張や自律神経のアンバランスを整え、「なんとなくつらい」の改善をめざします。
内臓の疲れと気分の不安定さ
東洋医学では、「脾(ひ)」という消化器系の働きと、思い悩む気持ち(思・し)とは深く関係しているとされます。
悩みごとが多いと食欲が落ちたり、逆に体のだるさや胃腸の不調が続くと気分も沈みがちになったり――心と体は、お互いに影響しあっていると考えられます。
東洋医学では「脾」を中心に、気力や内臓のはたらきを整えることで、気分が安定しやすくなるとされます。
また近年では、腸と脳が密接に関わる「腸脳相関」にも注目が集まっており、消化器のケアがメンタルの安定に役立つ可能性もあります。
必要に応じて、その日の体調やご希望に合わせて、使うツボや刺激の強さ、施術の範囲などを調整しています。
無理のないペースで、安心して受けていただける施術を心がけています。
エネルギー不足・気のめぐりの低下
「元気が出ない」「やる気が湧かない」状態は、気の巡りが滞っているサインかもしれません。
東洋医学では、「気(エネルギー)」が巡ることで心身が健やかに保たれると考えます。
体の内側から力を引き出す施術で、少しずつでも元気を取り戻せるようサポートします。
「このくらいで相談していいのかな…」というような状態でも、遠慮なくご相談ください。
当院の施術アプローチ
あなたに“ちょうどいい鍼灸”

その日の体調や感受性に合わせて、刺激の強さや使うツボを毎回調整しています。
「強すぎず、弱すぎず」、心と体にとって負担の少ない施術を心がけています。
深層筋へのアプローチ

表面だけでなく、奥深くにある緊張やこわばりにもアプローチ。
心身の慢性的な疲労感や重だるさの改善をめざします。
特殊鍼灸による幅広い対応

通常の鍼灸では対応しにくい不調に対しては、「頭鍼療法」「戦場鍼(耳鍼)」「高麗手指鍼」「低周波鍼通電療法」などの特殊鍼灸を取り入れています。
手や耳、頭などの特殊なツボを刺激することで、脳や神経系へ直接アプローチできるのが特徴です。
また、鍼刺激によりセロトニンやエンドルフィンなどの神経伝達物質の分泌が促されることもあり、メンタルの不調に対しても高い効果が期待されています。
症状の重さや反応を見ながら、必要に応じてご提案いたします。
ご予約・ご相談はこちらからどうぞ
「気分の落ち込みや不安感がつらい」という方も、お気軽にご相談ください。
あなたに合った施術方法を、一緒に見つけていきましょう。
\ お悩みのある方は、お気軽にご予約ください /
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